「一日中座りっぱなしで腰や肩がつらい」「立ち仕事で夕方には脚が重い」——仕事の姿勢によるお悩みは、年代を問わずよくお聞きします。今回は、同じ姿勢が続く仕事と体の関係についてお話しします。
「良い姿勢」を保とうとして、かえって疲れる
姿勢を正そうと、背筋を伸ばし続けると、かえって筋肉が緊張して疲れてしまうことがあります。体にとって負担になりやすいのは、特定の「悪い姿勢」そのものよりも、同じ姿勢が長く続くことだと考えています。
動かない時間が長いと、土台の動きも落ちる
長時間座ったままだと、股関節や骨盤の動きが少なくなり、腰や背中、首や肩に負担が集まりやすくなります。立ち仕事の場合は、足首や足指の動きが固まり、ふくらはぎや腰に疲れがたまりやすくなります。上半身のつらさも、下半身の土台の動きと無関係ではありません。
緊張が抜けにくいと、眠りや回復にも影響する
仕事中の緊張が続くと、自律神経は交感神経が優位な状態が長引きやすくなります。その結果、寝つきが悪い、眠りが浅いといった形で現れることもあります。体は眠っている間に回復するため、緊張が抜けない状態が続くと、疲れや痛みが残りやすくなります。
年代によって、意識したいポイントは違います
40代の方は、1時間に1回、立ち上がって股関節や足首を動かすなど、小さな「動く時間」をつくってみてください。50代・60代以上の方は、筋力や関節の動きの変化も重なります。疲れが翌日に残る状態が続くなら、早めに体の状態を確認することをおすすめします。
こんなときは、まず医療機関へ
腕や脚のしびれや脱力、強い頭痛、胸の痛み、動悸や息苦しさ、片脚だけが急に腫れる、といった症状がある場合は、先に医療機関で原因を確認してください。
まずはご相談ください
当院の代表は、治療家の先生方に技術を教える立場でもあります。お仕事の姿勢や生活の状況もお聞きしながら、今のお体の状態を確認します。※効果や経過には個人差があります。







