「靴下を重ねても、足が冷たい」「カイロを貼っても、夜になると冷える」。温める工夫に加えて、体の中で何が起きているかを見る視点をご紹介します。
結論から
冷えは、外から温めるだけでは追いつかない場合があります。熱をつくる筋肉の量、血液の巡り、自律神経の調整、そして眠りの質が、重なって影響しているためです。
こんなことはありませんか(セルフチェック)
- 足先・指先が、一年を通して冷たい
- 夜、足が冷えて寝つきにくい
- 運動の習慣が少なく、ふくらはぎが固い
- お通じが安定しない、お腹が冷える
- 日中の緊張が強く、肩や首がこわばっている
なぜ起こるのか
筋肉は体の中で熱をつくる役割を持ちます。使わない筋肉が減ると、熱をつくる力が落ちます。また、緊張が続くと血管が収縮しやすく、末端まで血液が届きにくくなります。自律神経が乱れ、眠りが浅いと、体温の調整にも影響が出ます。
当院で見ていること
足首・ふくらはぎ・股関節・骨盤の動き、呼吸の深さ、睡眠とお通じの状態を確認します。指先の血流測定を、状態を知る目安のひとつとしてお伝えしています(診断ではありません)。
年代別のめやす
40代は、運動不足や睡眠不足を見直す良い時期です。ふくらはぎをこまめに動かす習慣を。50代・60代以上は、筋肉量の低下や血管の変化も重なりやすいため、早めに状態を確認してください。
先に医療機関へご相談いただきたいとき
片側の手足だけが急に冷たくなる、皮膚の色が白や紫に変わる、強い痛みや傷が治りにくい、動悸や体重の急な変化を伴う場合は、先に医療機関で確認を。
まずはご相談ください
当院の代表は、治療家の先生方に技術をお伝えする立場でもあります。その経験から、症状の出ている場所だけでなく、体全体のつながりを確認します。※効果や経過には個人差があります。







