「朝、起きて最初の一歩でかかとが痛い」「長く歩くと足の裏がつらい」——足裏やかかとの痛みで、ご相談をいただくことがあります。今回は、足裏の痛みと全身の関係についてお話しします。
足裏は、体の「土台」の一番下
足裏は、体重を受け止める体の一番の土台です。足裏のアーチ(土踏まず)がうまく働かないと、歩くたびに地面からの衝撃を吸収しにくくなり、かかとや足裏に負担がかかります。足裏だけをケアしても、上の関節の動きが変わらなければ、また負担が戻りやすくなります。
ふくらはぎ・股関節・骨盤とのつながり
足裏の筋肉や組織は、ふくらはぎとつながっています。ふくらはぎが硬くなると足裏が引っ張られ、さらに股関節や骨盤の動きが落ちていると、歩くときの体重のかけ方が偏り、同じ場所に負担が集まりやすくなります。体は、足元から腰までひとつながりで動いています。
回復には、眠りや内臓の状態も関係します
体は眠っている間に、筋肉や組織を修復しています。寝つきが悪い、夜中に目が覚める、お通じが安定しないといった状態が続くと、回復する力が十分に働きにくく、痛みが長引くことがあります。痛む場所だけでなく、日々の状態もあわせて確認するのは、そのためです。
年代によって、意識したいポイントは違います
40代の方は、立ち仕事や運動で負担が積み重なりやすい時期です。靴の選び方や、ふくらはぎ・足裏をこまめに動かす習慣を。50代・60代以上の方は、足裏のクッションの働きや筋力が変わりやすい時期です。痛みを我慢して歩き続けず、早めの確認をおすすめします。
こんなときは、まず医療機関へ
かかとが腫れて熱を持つ、強い痛みで歩けない、けがや転倒のあとから痛む、足にしびれや感覚の鈍さがある、糖尿病などの持病がある、という場合は、先に医療機関で原因を確認してください。
まずはご相談ください
当院では足裏だけでなく、ふくらはぎ・股関節・骨盤、そして睡眠や生活の面まで含めて、今のお体の状態を確認します。







