「朝起きても体が重い」「寝ても疲れが取れない」「休日に休んでも、だるさが抜けない」——こうしたお悩みを、年代を問わずよくお聞きします。今回は、疲れが抜けにくいときの体の状態についてお話しします。
「寝ている時間」と「回復できている」は別
体は、眠っている間に疲れを回復させています。ただ、長く寝ていても、眠りが浅かったり、体が緊張したままだったりすると、回復する力が十分に働きにくくなります。寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、といった状態は、自律神経の状態が表れやすいサインのひとつです。
体が緊張したまま、休めていないことも
腰や骨盤、背中の動きが落ちていると、体は無意識のうちに緊張を続けています。この緊張が抜けないと、横になっても体が休まらず、朝のだるさにつながることがあります。土台である骨盤や股関節の動きを見直すことも、回復しやすい体づくりの一部です。
お腹の調子や栄養も関わります
お通じが安定しない、お腹の調子が気になるといった状態や、食事の偏りも、体の回復に影響します。筋肉や体の材料になる栄養が足りていないと、疲れが残りやすくなることがあります。日々の食事・睡眠・動き、この3つの積み重ねが、体の土台をつくっています。
年代によって、意識したいポイントは違います
40代の方は、仕事や家庭の責任で、緊張が続きやすい時期です。就寝前のスマートフォンを控える、湯船につかるなど、切り替えの習慣を。50代・60代以上の方は、睡眠の質や筋肉量が変わりやすい時期です。疲れが抜けない状態が続くなら、早めに状態を確認してください。
こんなときは、まず医療機関へ
だるさが数週間以上続く、急な体重の変化、強い動悸や息苦しさ、日中の強い眠気、気分の落ち込みが続く、といった場合は、先に医療機関で原因を確認してください。
まずはご相談ください
当院の代表は、治療家の先生方に技術を教える立場でもあります。痛みやこりだけでなく、睡眠・お通じ・日々の疲れまで含めて、今のお体の状態を確認します。指先の血流測定も、状態を知る目安のひとつとしてお伝えしています(診断ではありません)。







