「膝が痛い」「腰が痛い」「肩がこる」——ご来院の理由はさまざまですが、当院ではまず、痛む場所を診る前に確認することがあります。それは、その方の体が、回復しやすい状態にあるかどうかです。
確認するのは、睡眠・お通じ・夜間のトイレ
具体的には、次のようなことをお聞きします。
- 寝つきは良いか。途中で目が覚めないか。朝早く目が覚めてしまわないか
- 便秘や下痢をくり返していないか。すぐにお腹が痛くなる体質ではないか
- 夜間のトイレの回数は多くないか
これらは、自律神経の状態が表れやすい部分です。
なぜ、これを最初に確認するのか
体は、眠っている間に筋肉や骨を修復しています。その働きを支えているのが、自律神経と内臓です。眠りが浅い、お腹の調子が安定しないという状態では、体が回復に使える力が十分に働かず、施術を受けても変化が出にくくなることがあります。私たちにできるのは、体が本来持つ回復する力(自然治癒力)を高めるお手伝いです。だから、まずそこを整えることから始めます。
痛い場所だけを整えても、くり返すことがある
膝や腰の痛みを和らげて、いったん楽になったとしても、体の内側の状態が整っていなければ、また痛みが出ることがあります。筋肉の痛みの背景に、栄養や血流がうまく届いていないことがあるのも、その一つです。当院では、痛む場所に加えて、生活の状態(睡眠・食事・お通じ・ストレスなど)まで含めてお体を確認します。
股関節・膝・坐骨神経痛・肩こりの方に、特に多い理由
股関節や膝、坐骨神経痛でお悩みの方は、腰・骨盤の動きが落ちていることが多く、自律神経のサインを併せ持つ方がたくさんいらっしゃいます。また、腰・骨盤が動かないぶん、上の肩に負担が集まり、肩こりとして表れることもあります。つまり、症状は違っても、つながっているのです。
年代によって、意識したいポイントは違います
40代の方は、まだ症状が軽いうちに、睡眠と腸の調子を見直しておくと、将来の負担が変わります。50代・60代以上の方で、睡眠やお通じの不調が続いている場合は、体が回復しにくくなっているサインかもしれません。我慢せず、早めにご自身の体と向き合ってください。必要に応じて、生活や栄養の見直し、他の専門機関への相談も含めてご案内します。
血流の状態も、確認の目安のひとつにしています
当院では、指先から血流の状態を測定し、その時点のお体の状態をお伝えすることができます。ただし、これはお体の状態を知るための目安のひとつであり、医師による診断ではありません。測定の結果だけで、病気の有無や回復の見込みを判断することはできません。そのため、睡眠・お通じ・夜間のトイレといった日々の状態とあわせて、総合的に確認しています。
また、水素吸入を行った際に、血流の状態がどのように変わるかも確認しています。変化の現れ方には個人差があり、効果をお約束するものではありません。
こんなときは、まず医療機関へ
血便、急な体重減少、強い腹痛、眠れない状態が長く続いて日常生活に支障が出ている場合は、先に医療機関で原因を確認してください。
まずはご相談ください
当院の代表は、治療家の先生方に技術を教える立場でもあります。痛みの場所だけでなく、自律神経の状態や生活の面まで含めて、今のお体の状態を確認し、一緒に考えていきます。※効果や経過には個人差があります。







